確定申告を作成する上で、理解しておいた方がいい簿記などの知識を紹介します。
その上でいくつか専門的な言葉や考え方が出てきます。
なるべく知識がなくても理解できるように書きたいと思いますが、知っておいた方がいいものについて紹介します。
確定申告を行う上で必要な書類がいくつもあります。
「仕訳帳」「貸借対照表」「損益計算書」「確定申告書」などそれにあたります。
頭パンクしそうですよね・・・
ここでは、まぁそういうものがあるくらいで理解しておいてください。
会計ソフトを使えばこれらの書類はルールに従って作成していれば、自動的に作成されるので覚える必要はありません。
会計上の「取引」を理解する
まず「取引」という言葉を理解しましょう。
日常的に使う「取引」と簿記・会計における「取引」という言葉は異なります。
日常的での「取引」とは、互いに有利な条件を出し合いながら交渉し、合意することいいます。
それに対して簿記・会計での「取引」とは、
「資産・負債・純資産・費用・収益に増減を生じる事」
をいいます。
普段の生活で考えると・・・
上記の全ての事柄は「取引」です。
これらの「取引」を下記のように箇条書きで記録したらどうでしょう。
・給料をもらう
・お金を銀行からおろした
・お金を銀行に預けた
・携帯代を払った
その記録は膨大な量になりますし、煩雑で仕方がありません。
それを効率的かつ分かりやすく記録するためにルールを設けています。
このルールに基づき記録をすることを「仕訳」といいます。
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02仕訳のルールとは?
ここでは「仕訳のルール」について説明します。 「仕訳のルール」さえ押さえておけば、決算書や(個人事業主)確定申告書の作成は余裕です。 というか会計ソフトがやってくれます。 なので決算書や申告書の書き方 ...