開業届の書き方について別の記事で書きましたが、「開業freee」を利用すれば何もわからなくても簡単に開業届が作成できます。
freeeだと開業届が無料で作成可能!
これが「開業届」です。
これが無料で作成できるわけです。
作成後に「会計freee」や口座開設、クレジットカードなどの色々な宣伝はありますが、利用するかしないかは自由です。
トップ画面の「今すぐ開業準備を始める」をクリックします。
ログインIDを設定します。
「準備」「作成」「提出」の3ステップで構成されています。
それぞれ用意された質問に入力していくことで、開業届その他必要な資料が完成できてしまうという仕組みです。
「準備」
5つの質問に答えていきます。
1.どのような仕事をする予定ですが?していますか?
開業届の「職業」「仕事の概要」欄に記載されます。
18種類の仕事から選択が可能です。
仕事の概要は、選択した仕事の種類によって自動的に内容が変わりますので、そこから選択します。
2.その仕事はいつから始めますか?もう始めていますか?
3.収入はいくらくらいになりそうですか?目指していますか?
提出する書類を選ぶための参考の金額です。
4.どこで仕事をしますか?していますか?
住所が未定の場合は決まっていないの選択肢もあります。
5.従業員や家族に給与を支払う予定はありますか?
「今はない」を選択すると青色事業専従者給与に関する確定書が作成されません。
家族や従業員を雇う予定であれば、この段階で記載しておきましょう。
「作成」
6~7つの質問に答えていきます。
「5.従業員や家族に給与を支払う予定はありますか?」であると答えると7つの質問になります。
※「準備」で記入した内容が一部引き継がれます。
「1.仕事の概要」「2.事業開始予定日」はそのまま引き継がれます。
3.屋号(入力してもしなくても大丈夫)
4.申請者の情報
申請者の仕事場の住所などを入力します。
これにより確定申告を提出する税務署が自動判定してくれます。
5.収入(所得)の種類
該当する所得にチェックを入れます。
不動産の賃貸や、山林の譲渡がなければ事業所得を選択しましょう。
6.給与を支払う家族
ここに記入する内容で「青色事業専従者給与に関する届出書」が作成されます。
確定申告の種類を青色申告にすると家族への給与を経費にできるため節税効果があります。
7.確定申告の種類
どの申告方法が税金でお得なのかを調べることができます。
月収を入れると年収が計算され、さらに税金などが計算され、申告の違いによりどれだけお得かわかるようになっています。
青色申告の方がお得とわかっていても、どれくらいお得なのか漠然としているという人も多いでしょう。
この試算表を使えば簡単にわかります。
それをもってどの申告方法で行うのかを選択します。
ちなみに年収ごとでどれくらい税金が違うのか4つのパターンで試算してみました。
→青色申告と白色申告での税金の違い
「提出」
ここは「準備」「完成」で入力した内容の確認になります。
1.書類の提出先を選択しましょう
前のページで入力した情報で自動的に設定されます。
※一つの住所でも複数の税務署が選択できる場合もあります。
2.書類を確認しましょう
申請期限に注意!
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出しなければなりません
「書類を確認する」を押すと各書類がPDFで出力されます。
私が仮で作成したPDFがこちら→開業届・青色申告
ここで添付しているPDFは本紙だけですが、実際に作成すると控えも一緒に作成されます。
3.書類を印刷して準備しましょう
印刷した書類にマイナンバーを記入してハンコを押して完成です。
4.書類を提出しましょう
提出方法を持参するか郵送を選択します。
郵送の場合、自動的に送付住所が書かれたものが出力されますので、封筒に貼り付けます。
郵送する場合は、「書類を確認する」を押すと作成されるPDFの最初のページにある下記の部分を切り取って使うと便利です。
これで終わりです。
以降は「会計freee」や口座開設、クレジットカードなどの色々な宣伝はありますが、利用するかしないかは自由です。
無料でできる「開業freee」おすすめです。