事業用のクレジットカードを作りましょう。
必ずしも必要なわけではありませんが、経理処理が楽になるからです。
クレジットカードは後払いです。
クレジットカードでお買い物をした場合、翌月に銀行から引き落としされるのが一般的です。
クレジットカード利用の仕訳処理(事業のみ利用)
1月に事業用の通信料金5,000円をA社クレジットカードで支払った。
2月にA社クレジットカード利用額が決済され、銀行から5,000円引き落としされた。
1月
通信料 5,000 / 未払金 5,000
2月
未払金 5,000 / 現預金 5,000
ではこのカードで個人の支払をしていたらどうでしょう。
クレジットカード利用の仕訳処理(個人利用を含む)
上記の支払に加え、1月に洋服4,000円をA社クレジットカードで支払った。
2月
未払金 5,000 / 現預金 9,000
事業主貸 4,000
右と左の金額は必ず一致しなければいけないので、4,000円が左側に立つのですが、その時何の科目を使うのか。
「事業主貸」
という科目を使います。
これは「個人事業主である自分」が「個人である自分」に対してお金を貸した時に使う科目です。
ただ事業利用分と個人利用分を確認して仕訳をしなければならないのが手間です。
利用用途ごとのカードを作成しておけば、その手間を省くことができます。
またクレジットカードの利用明細に、どっちで利用したものかを書いておく必要もありません。
少しでも手間を省きたならわけておくべきですね。
まとめ
とりあえず事業用にクレジットカードを作っておきましょう。
楽天カード
イオンカード(WAON一体型)