会社のコスト削減のために、クラウド型の請求書webサービスを調べてみたら面白くなったので、サービス比較をしてみました。
クラウド請求書にする事によるメリット
・メール送信なので、送料がコストダウンできる
・エクセルがなくても作成できる
・ネットにつながればどこでも作成可能
・請求書を作成すると同時に請求管理ができる(請求漏れがなくなる)
・作成したらボタン1つでメール送信(送付管理にもなる)
・入金管理ができる(請求管理データのflagを変更)
・郵送代行サービス(有料)が利用できる
・CSVをインポート・エクスポートで応用利用できる(会計ソフトへの取込とか)
主観的なおすすめ
1番良いと思うのは「misoca」
理由は多機能でなおかつシンプルだから。
料金体系もシンプルです。
ユーザー数やクライアント数の制限がないのがいい。
2番目にいいのは「Zoho」
ちょっと多機能で戸惑う部分も多いですが、他にはない使える機能があるので。
簡単な比較表
misoca | MakeLeaps | Zoho | RaQool | |
郵送代行 | 180 | 199 | $1.50 | 210 |
FAX代行 | 60 | × | × | × |
メール送信 | 0 | 0 | 0 | 0 |
初期費用 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※利用ユーザー数 | 無制限 | 1 | 1 | 無制限 |
※クライアント数 | 無制限 | 5 | 5 | 5 |
スマホ/タブレット対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
CSV一括作成 | ○ | △(有料プラン) | ?(エラーになる) | ×(予定あり) |
電話サポート | × | ○ | △(英語) | × |
作成可能書類 | 見積書 | 見積書 | 見積書 | 見積書 |
納品書 | 納品書 | |||
請求書 | 請求書 | 請求書 | 請求書 |
※有料になると増える
色々触ってみての感想
Zoho
・メールに明細など添付して送れるのがいい。
私の会社は色々な業種があり、業種ごとで必要な明細テンプレートが異なる。請求書の表紙テンプレートは統一できても、明細の統一化は難しいのでこれはうれしい
・商品のマスター登録ができるので、商品販売をしている会社はいい。
・メールテンプレートが色々あるのはいい。
請求番号や請求金額などを自動的に盛り込んでくれる。
・多機能すぎて混乱する
売上管理や仕入管理、経費管理など一括管理したい人には向いているかもしれないが、利用方法が複雑になるので使い勝手はあまりよくない。
・入金消込が他に比べて手間
・説明が英語
⇒Zoho One
MakeLeaps
・ユーザーインターフェースはよい。
・ユーザー数やクライアント数での料金プランがありすぎて迷う。
・電話サポートがある。
・カスタムプランがあるので、柔軟に対応が期待できそう。
RaQool
以前作成した書類をコピーして作成できないのが残念
料金体系はシンプル
全てのサービスは無料お試しプランがあるので、試してみるといいですよ。
Misoca
・ユーザーインターフェースが一番すぐれているように思う
・迷わない操作性のシンプルさを持ちながら、使える色々な機能を抑えている。
・料金プランも他サービスと違いユーザー数やクライアント数で制限されず無料で利用できる。
・郵送代行も他に比べて安い。
・CSVデータを一括アップロードで大量の請求書を作成できるのは便利。
・請求書を自動定期的に作成できる機能も便利。
※クラウド会計のマネーフォワードが開始した「MFクラウド請求書(β版)」も期待できますが、まだβ版で不明な部分が多いので比較しませんでした。